昨年暮れから約束していた「パネットーネお茶会」を
ようやく開くことができました。
パネットーネはイタリアのクリスマスケーキ。
えっ、今頃、クリスマスケーキを?といわれそうですが、
忙しい女子4人がゆっくり集まれる週末はここしかなく・・・、
それに、パネットーネだから、まだまだ大丈夫なのです
(賞味期限は4月30日)。
・・・というわけで、12月始めから我が家で出番待ちしていた、
ムッツィの1Kgパネットーネ(ずっしり重い)をかかえてSちゃん家へ。
晴れてみんなにお披露目です。
「包み紙もリボンもステキ~」「なんて大きいの!」「あら、いい匂い」・・・、女子会は食べる前からにぎやかです。
お味のほどは・・・「ふわっとしておいしい」「しっとり、やさしい」「どこまでも食べられそう」。
ほのかな甘さの中に独特の風味があり、食べ飽きないおいしさというのでしょうか。中に入ったドライフルーツの酸味や甘みも絶妙なアクセント。大好評でした。
パネットーネと紅茶で始まったお茶会でしたが、その後は、チーズ、生ハム、ワインの“おチャケ会”へ発展。時間を忘れるくらい(汗)、ゆっくりおしゃべりを楽しみました。
※パネットーネ
イタリア・ミラノで600年も前から作られ、食べられてきた伝統的な発酵菓子。パネットーネ菌と呼ばれる、デリケートな天然酵母が関わっています。適正な温度や湿度のもと、小麦粉にこの酵母を加え、ゆっくり熟成発酵を繰り返し、何日もかけて生地を作りあげ、1つ1つ窯で丁寧に焼き上げます。生地には卵やバターもたっぷり使っているので、中は黄金色。シンプルな見かけと違い、手間暇かけて作るぜいたくな逸品。保水性、防腐性、防菌性にすぐれているうえ、乳酸菌と共生しているため保存性も高く、賞味期限は3~6カ月と長い(詳しい話は、食ラボ研究室の中の「食ラボおやつ①パンドーロ」にもあり)。