最近、かんきつ類の種類があまりに多く、違いがよくわからないので、少々調べてみました。
「ポンカン」は、ミカン科の柑橘類で、「マンダリン」の一種。インド原産の「マンダリン」が中国経由で日本に伝わったものが「温州ミカン」。
「マンダリン」と「タンジェリン」は同じCitrus Reticulata種に属し、成熟した果実の果皮が黄色~橙色のものを「マンダリン」、橙色~赤色のものを「タンジェリン」と呼ぶ。
「タンゴール」は、柑橘類の雑種の呼称の一つで、主に「ミカン」と「オレンジ」の交雑種。「タンジェリン(tangerine)」と「オレンジ(orange)」の「tang」と「or」を組み合わせ、「タンゴール(tangor)」となった。日本では「清見」、「せとか」などが代表的なタンゴール。
「不知火(シラヌヒ)」は、「清見」と「ポンカン」の交配種。また、「不知火」の中でも、一定基準(糖度13度以上、酸度1度以下)をクリアしたものだけを「デコポン」と呼ぶ。
「清見(きよみ)」は温州ミカンと外国産オレンジの交配種。日本で育てられた最初のタンゴール。
さてさて、これらの違い、あなたは全部わかりますか?私は、聞けば聞くほどポンカンタンカン、いえ、チンプンカンプン。こういうときは頭で覚えるより、せっせと食べて、味の記憶で覚えるほうがいいのかもしれませんね。
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