今年は秋～冬の果物があたり年。猛暑をのりきったごほうびだそうですが、中でも柿が甘かった～。
次郎柿、富有柿、おけさ柿、富士柿・・・。柿もいろいろありますが、今年初めて食べた柿が「太秋（たいしゅう）柿」。
関東ではあまり見かけない柿のようです。聞けば、熊本産の柿だとか。かなり大きめです。
「見かけは少々悪いですが、黒い線状の“条紋”、これがリング状に増えたら食べ頃なんです」と教えてくれたのは『九州屋』のお兄さん。
ほんとだ。黒い線がリング状になりかけているのが見えます。これがおいしさのサインだったなんて！ そうと知らなければ、ただの汚れか傷みだと思ってしまったかも。聞いてよかったです。
さて、その“条紋”が増えた食べ頃の柿。味はというと、しっかり甘いのに、かんだとき、柿には珍しく“しゃりっ” という食感もあって心地よい。今年はそろそろ終わりのようですが、もし見つけたらお試しを。柿のねっとり感が苦手な人にもおすすめです。※お値段は１個250～300円前後（『九州屋』）。普通の柿は1個100～150円前後だったから、お値段はあまり“大衆柿”ではないようです。
